ahamoは月間データ量が20GBであるため、自宅に固定回線を引いてWi-Fi環境を整えたいと考えている時に、ドコモ光を検討している人も多いのではないでしょうか。
今回はahamoを契約していてドコモ光を検討するときのメリット・デメリットや、おすすめのプロバイダーについて紹介します。
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もくじ
ahamoは基本的に割引はなく、月々2980円から
ahamoはドコモ関連のサービスを使って割り引くような方式をとっていないため、ahamoの基本料金である2970円は変わりません。
そのため、ドコモ光を契約してもahamoの料金から値引きは発生しませんが、メリットは存在します。
ahamoへの変更するタイミングやお得になる人を紹介!ahamoでドコモ光を契約するメリット
ahamo契約のまま固定回線であるドコモ光を契約するのは、一見割引が入らないため損したような気分になることもあるでしょう。
しかし用途によってはahamo+ドコモ光のトータル金額はドコモで契約している時よりもお得なため、メリットについて紹介していきます。
- 自宅内でのデータ通信が無制限になる
- ahamo以外にファミリー割引を受けている回線に値引きが入る
- ドコモサービスを引き継いで利用できる
自宅内でのデータ通信が無制限になる
一番のメリットは、ahamoの20GB制限が自宅のWi-Fiに繋げば無制限に繋ぐことができます。
最近モバイルネットワークの回線も速度が上がっているため、ある程度満足できるようになってきました。
しかし最近はタブレットやパソコンはもちろん、Wi-Fiで動く家電なども増えており、自宅内で快適に通信環境を整えるには固定回線が必須です。
ahamo以外にファミリー割引を受けている回線に値引きが入る
ドコモ光はahamoでの特典は今のところないですが、家族にドコモを使っている人がいれば割引が入ります。
条件としては以下の3つがあります。
- ドコモを契約してる3等親までの人とファミリー割引を組んでいること
- ドコモのギガプラン(ギガライトorギガホプレミア)を契約していること
- ドコモ光を契約する人がファミリー割引を組んでいる人であること
家族が元々ドコモでファミリー割引を組んでおり、自分だけahamo契約に乗り換えた場合かつドコモ光を申し込むことで1回線につき1100円の値引きが入ります。
店頭サポートを受けたいといった場合や外出先でも無制限にデータ量を使いたいといった理由からドコモを使っている人が家族にいれば、ahamo契約以外の料金を抑えることができます。
ドコモ光のデメリットはデータ量が少ない人や外出の通信がメインの人
Wi-Fi利用も含め、月々でahamoの20GBでデータ量が収まる人や外でのデータ通信が多い人はドコモ光はおすすめではありません。デメリットについて紹介します。
- データ量が20GBで収まる人
- 自宅にいることが少なく外での通信が主体の人
データ量が20GBで収まる人
ahamoの月間データ量である20GBを超さないで利用している人は固定回線であるドコモ光を導入するメリットが少ないです。
速度が早く安定してたりデータ量気にせず使うことはできますが、そもそもスマホをあまり使わない人などにはコストの方が上回ってしまうため、導入するメリットは薄いでしょう。
自宅にいることが少なく外での通信が主体の人
無制限に使えるのは自宅内に限られてしまうため、そもそも外出先で動画視聴やオンライン会議などで使うような人はメリットが薄いです。
ahamoであれば2022年6月に登場予定であるahamo大盛りオプションが登場するため、固定回線導入よりも多くのメリットを受けることができます。
ドコモ光の3つのプランとは
ドコモ光はプランがいくつかあります。また、マンションか戸建か住んでいる住居タイプによっても異なります。
3つの項目に絞ってドコモ光について料金とともに紹介します。
- 無制限に使いたい
- 速度にこだわりたい
- 自宅でもあまり使わないので料金を抑えたい
1.無制限に使いたい
ドコモ光ではもっともベーシックである、最大速度1Gbpsで通信できる固定回線は速度や価格共に満足しやすいプランです。
プロバイダー料金込みでマンションタイプは4400円〜、戸建てタイプなら5720円から使うことができます。(単独プランあり)
マンションタイプ | 戸建てタイプ | ||
定額プラン | 料金(2年定期契約) | 定額プラン | 料金(2年定期契約) |
1ギガ タイプA・C | 4400円 | 1ギガ タイプA・C | 5720円 |
1ギガ タイプB | 4620円 | 1ギガ タイプB | 5940円 |
1ギガ 単独 | 4180円 | 1ギガ 単独 | 5500円 |
ドコモ光などの固定回線では、プロバイダー料金と言われるインターネットに繋ぐための料金を払わないと使うことができません。
タイプA・B・Cはプロバイダーによって価格が違うのですが、タイプAやタイプCであれば安く使うことができます。
2.速度にこだわりたい
2020年3月から提供が開始されたドコモ光10ギガプランというものがあります。提供されるエリアも主要都市中心と絞られていますが、オンラインゲームなどで速度を重視したい人にはオススメです。
戸建てタイプ | |
定額プラン | 料金(2年定期契約) |
10ギガ タイプA | 6930円 |
10ギガ タイプB | 7150円 |
10ギガ 単独タイプ | 6490円 |
10ギガタイプは戸建タイプしか提供されないため注意が必要です。1ギガタイプのタイプA比較で1210円で10ギガプランを使うことができるため、提供エリアかつ速度を重視したい人はオススメです。
3.自宅でもあまり使わないので料金を抑えたい
スマホやパソコンなどの使用が少量で、高齢者の一人暮らしで家族が心配だから見守りカメラやアマゾンエコーなどを設置するためにWi-Fiを導入したいなどの目的ならおすすめなプランです。
戸建タイプ | |
ドコモ光ミニ(2段階定額サービス) | |
基本料金(〜200MB) | 上限料金 |
2970円 | 6270円 |
戸建て専用プランであるため、マンションなどでは使えないのがデメリットですが、使いすぎても上限もあるため安心して使うことができます。
ドコモ光のプロバイダーのおすすめはGMOとくとくBB
前の項目でドコモ光のタイプA・B・Cタイプはプロバイダー込みの料金であると説明しましたが、契約するときにどのプロバイダーを選べばいいのでしょうか。
ずばりおすすめはGMOのとくとくBBです。プロバイダーの選び方や、なぜとくとくBBがおすすめなのかについて紹介します。
ドコモ光のプロバイダーの選び方
プロバイダーにはタイプA・B・Cがあり、タイプA・Cタイプの方が月々安いことをお伝えしました。その他選ぶために必要な項目は以下の2つです。
- 提供されるサービスなどで選ぶ
- 実測値は速いか
提供されるサービスなどで選ぶ
ドコモ光では20社以上の中からプロバイダーを選ぶことができます。その中で選ぶ差としては、Wi-Fiルーターのレンタルが無料になるなどの特典があります。
固定回線を引いた後Wi-Fi環境を整えるにはWi-Fiルーターを別途購入する必要があったり、付帯でついてくる会社がオススメです。
実測値について
ドコモ光は契約によって1Gbpsか10Gbpsの通信かを選ぶことができますが、最大速度の話であって実測値として公表されている速度が出るかは別です。
みんなのネット回線速度では、ユーザーが速度を投稿してくれているため契約前に確認しておくと契約後に速度が出なかったなどの失敗を防ぐことができます。
おすすめは1GプランのGMOとくとくBB
ドコモ光のオススメプロバイダーは、GMOのとくとくBBです。理由としてはWi-Fiルーターの無料貸し出しを実施していることや、ウイルスソフトも12ヶ月無料であるため、初期費用を抑えることができます。
また実測値に定評があり、ドコモ光のプロバイダーの中で高速で使うことができることや、貸し出しのWi-Fiルーターも高性能であることから、工事したその日から細かい設定なしで快適なWi-Fi環境を作ることができます。
ahamo+ドコモ光は単身の場合3048円もお得!
ahamoとドコモ光の組み合わせは自宅でWi-Fiを使う機会が多く外でもある程度データ通信を使いたい人にオススメです。
しかしahamo自体の割引がないため、割引だけで考えたらドコモのギガプランの方がお得だと考える人もいると思います。
単身世帯で選ばれることが多いahamoを、ドコモギガホプレミアと比較したため紹介していきます。
ahamoの場合
一人暮らしでマンションタイプを契約した時には、7380円となります。スマホの料金と合わせても1万円超えない金額となるため、独身の場合はahamoが安くなります。
プラン | 金額 |
ahamo | 2980円 |
ドコモ光 タイプA | 4400円 |
合計 | 7380円 |
ドコモのギガホプレミアの場合
ドコモの5Gギガホプレミアという無制限プランで比較した場合、月々7315円かかりますが、ドコモ光の契約と、月々の支払いをdカードにするだけで6028円となります。
ahamoの料金と比べた場合ドコモの方が3048円高い計算となりますが、2022年5月時点で無制限にスマホを使いたい場合にはドコモのギガホプレミアもオススメです。
プラン | |
5Gギガホプレミア | 7315円→6028円 |
ドコモ光 タイプA | 4400円 |
合計 | 11715円→10428円 |
まとめ
- ahamo+ドコモ光で月々7380円で使うことができる
- プロパイダーはとくとくBBがオススメ
- 外でも通信速度やデータ量を使いたい場合はドコモのギガホプレミアもあり
- 6月に出るahamo大盛りオプションも魅力
ahamoはドコモ光を契約することによる基本料金の割引等はありませんが、ahamoとドコモ光の料金を合わせても月々7380円からと1万円を切る値段が魅力的です。
ドコモ光のプロバイダーは高性能なWi-Fiルーターの貸し出しがあり実測値が速いとくとくBBがおすすめであるため、こだわりがない人はとくとくBBを選びましょう。
しかしahamoは月20GBの制限があるため、外でも固定回線のように通信したいのであればドコモのギガホプレミアを選択しましょう。
月によってデーター量が変動するのであれば、2022年6月から始まるahamo大盛りオプションも検討してみることをおすすめします。
ahamo大盛りオプションは他社とは違う?オススメの使い方とは