格安SIMという言葉が浸透して以降、各社でスマホ料金が抑えれられるプランが発表されています。
ahamoとUQモバイルは格安SIMの中でも人気が高いので比較・検討している人も多いのではないでしょうか。
しかし、この2つのプランには大きな違いがあります。そこで今回はahamoとUQモバイルについて、プランの違いと料金・サービスについて比較していきますので、検討している人はぜひ読み進めてください。
もくじ
料金 | 2970円 | |
通話料 | 22円/30秒 | |
データ量 | 20GB /月まで無料 | 3・15・25GB |
オプション | ahamo大盛りオプション 1980円 かけ放題オプション 1100円 | データ 通話放題 1,980円 通話放題ライト 880円 |
海外ローミング | 契約プランに応じて使用可 世界データ定額 | |
契約期間 | ||
サポート | チャットサポートのみ (店頭サポートは有料) | |
速度制限 | 3GBプランは200Kbps 15・25GBプランは1Mbps | |
テザリング | 無料 | 無料 |
端末購入 | ahamoサイトで購入可 | UQモバイルショップ・オンライン |
通話アプリ | なし | なし |
ahamoは2980円のシンプルなワンプランのみの構成ですが、UQモバイルはデータ容量に合わせてプランが分かれており、1628円〜3828円と価格帯が広いのが特徴です。
サポート面では、ahamoはチャットサポートのみですが、UQモバイルは店頭サポートと電話サポートに対応しています。
- データ容量を多く使う人
- オンライン契約に抵抗がない人
- わからないことはネットで検索できる人
ahamoはドコモが若年層を中心としてオンライン契約に抵抗がない人向けのプランです。そのため、サポートも店頭や電話サポートは用意されていません。
契約をオンライン契約のみに絞り、オプションもドコモに比べて抑えているため、データ量に対しての料金が安いので、コストパフォーマンスが高いプランです。
- 利用するデータ量が少ない人
- 家族で2回線以上使う人
- 直接店員に聞きながらサポートを受けたい人
UQモバイルは一番少ないデータ容量で3GBのプランから用意されているため、外であまりデータを使わない人にはおすすめです。
家族で一緒に乗り換える人は、2回線目からの割引も入るため、家族でまとめてスマホ料金を抑えることも可能です。
auの同等のプランに比べても約半額ほど安くなっているため、大手キャリアで契約するよりも安く契約でき、店舗での相談と電話サポートを受けることができます。
プラン | ahamo | UQmobile |
料金 | 2980円 | 1628円〜3828円 |
通話料金 | 5分間無料 | 22円/30秒 |
データ容量 | 20GB | 3・15・25GB |
ahamoとUQmobileは契約できるデータ容量と金額が異なります。多くのデータを契約するなら20GBで2980円で契約できるahamoが安く、3GBの小容量のデータ量を契約するならUQmobileがおすすめです。
ahamo
プラン | 金額 |
ahamo | 2970円 |
「ahamo大盛りオプション」加入後 | 4950円 |
ahamoは基本プランのデータ量が20GBですが、大盛りオプション加入で合計100GBまで増やすことができます。
UQmobile
プラン | 容量 | 料金 |
くりこしプラン+5G S | 3GB | 1628円 |
くりこしプラン+5G M | 15GB | 2728円 |
くりこしプラン+5G L | 25GB | 3828円 |
UQmobileは3つのプランがあり、一番データ容量が低いくりこしプラン+5G Sでは1628円とahamoよりも料金が安いです。
データ容量が3GB以上必要となる場合は、ahamoの方が安いです。しかしこの価格差には通話サービスやサポートの価格も含まれます。
プラン | ahamo | UQmobile |
標準プラン | 国内通話5分間無料 | なし(22円/30秒) |
音声通話オプション | かけ放題(+1100円) | 3種類の通話オプション |
オプション | 迷惑電話ストップサービスのみ | 6種類のオプションあり |
通話関連ではかけ放題のオプションを選ぶことができますが、ahamoの場合は基本プランに国内通話5分間無料がついてきます。
UQmobileは、基本プランにかけ放題がついてくるプランがないため、ahamoの方がお得です。
UQmobileは6種類の通話オプションサービスを揃えています。ahamoは通話オプションを選ぶことができないため、仕事で留守番電話サービスをよく使う人はUQ mobileがおすすめです。
簡単に音声サービスの内容を紹介します。
- 着信転送サービス
- 番号通知リクエストサービス
- 割込通話サービス
- 三者通話サービス
- 迷惑電話撃退サービス
- お留守番サービスEX
通話転送サービス
着信した時に、登録してある別の電話番号へ転送するサービス
番号通知リクエストサービス
非通知でかかってきた着信に対し、番号を通知するようにガイダンスするサービス
割込通話サービス(月220円)
通話中に別の人から電話がかかってきたとき、一度保留にしてあとからかけてこられた人と通話ができるサービス
三者通話サービス
通話中に新たに別の人を呼び出し、3人で同時に通話ができるサービス
迷惑電話撃退サービス(月110円)
迷惑電話の番号を登録すると、「お断りガイダンス」が流れて着信しないようにするサービス
お留守番サービスEX(月330円)
電源をOFFしているときや電話に出られない時に、相手の伝言を預かるサービス
これらのサービスの中で、留守番電話を使う人が多いと思いますが、音声通話のオプションサービスが必須な人はUQmobileがおすすめです。
ahamoとUQmobileはサポートの内容に違いがあります。ahamoはサポートが有料で、申し込み・手続きの操作説明をドコモショップで受けるだけです。
それに対してUQ mobileは、店頭でのサポートが可能で、基本的には無料でスマホの操作説明や契約に対する相談をすることができます。
ahamoのサポート
ahamo WEBお申し込みサポート | 3,300円 |
ahamo WEBお手続きサポート | 3,300円 |
ahamoはドコモショップでのサポートが有料で、ahamoサイト内で操作案内を受けるだけのサポートです。
サポート内容は2つがあり、ahamoへの申し込みのサポートと、オプション選択などの手続きをサポートするサービスを提供しており、それぞれ3,300円がかかります。
UQmobileのサポート
UQmobileは店頭での操作説明、スマホの機種選び、料金プランやオプションの選択のサポートを受けることが可能です。
店頭以外にも、電話やチャットサポートも受け付けており、ahamoよりもスマホの操作、オンラインでの手続きに不安な人におすすめです。
UQmobileでは、スマホやタブレットなどの周辺機器を含めて操作サポートを受けることができる使い方サポートというサービスを提供しています。
- サービス名:使い方サポート
- 月額料金:649円
- 加入条件:UQmobileでスマートフォンを個人で契約している人(法人契約はNG)
- サポート内容:初期設定・周辺機器・遠隔操作サポート
ahamoとUQmobileは海外利用に違いがあります。
ahamoはオプション契約なしに82カ国の地域で使え、14日間に20GBまでデータ通信が可能
UQmobileは有料で海外データ定額サービスが使え、150カ国の地域で使える
海外利用では基本プランに組み込まれているahamoと、オプション契約が必要なUQmobileと違いがあります。
どちらを選んでもそのまま海外で使うことができますが、手間が少ないのはahamoです。しかし、使える地域がahamoでは82カ国に対し、UQmobileは150の地域と差があります。
海外に行く機会が多い人や、海外旅行を計画している人は契約前に対象地域に入っているか確認することをおすすめします。
- 20GBのデータが使え、スマホ操作やオンライン契約に抵抗ない人はahamoがおすすめ
- スマホの操作に自信がなく、データ量もそこまで多く使わない人はUQmobileがおすすめ
ahamoは基本的にスマホで契約が完結するオンライン専用プランであるため、スマホでの手続きに抵抗がない人向けのプランです。
わからない時にはチャットサポートも用意されており、操作がわからないときも有償となりますがドコモでのサポートも受けることができます。
対してUQmobileは、スマホの操作に自信がない人のおすすめします。サポート内容はahamoよりも充実しており、海外利用も可能なので価格以外のデメリットは少なくバランスがとれたプランです。
それぞれの特徴を踏まえながら、自分に合ったプランを選んで契約してみましょう。
月2970円で20GBのデータと国内通話5分無料がついてくる
au回線で月1628円〜から使える