テザリングでタブレットやPCと接続するときに、急に接続が切れて困ることはありませんか。
今回はPCとテザリング中に接続が切れてしまった時の対処法について紹介していきますので、ぜひ読み進めてみてください。
もくじ
なぜテザリング中にPCとの接続が切れてしまうのでしょうか。考えられる原因としては3つあります。
- Wi-Fiテザリング中、使わない時間があると接続が切れる
- テザリング中通信を使っていても接続が切れる
- 今までテザリングが使えていたのに、接続ができなくなった。
テザリングの原因はスマホ側の問題と、接続するパソコンの問題との2つを考える必要があります。次の項目では、紹介した3つの理由について詳しく紹介していきます。
テザリングについては他の記事でも紹介していますので、参考にしてみてください。
テザリング中に回線の速度低下が起こる理由とおすすめのプランを紹介Wi-FiテザリングでPCに接続できていたけど、少しパソコンを使わない時間があると接続が切れて煩わしいといったことはありませんか。接続が切れる理由として2つあります。
テザリング中に使わない時間があると接続が切れてしまう場合には、主にiPhoneやiPadなどiOSを使っている端末で問題が起きることが多いです。
iOSの端末には、スリープ移行後90秒間通信がない場合に自動的にテザリングが切れてしまう仕様となっているため、接続したままにする設定項目がないのが現状です。
Androidのの場合もスマホの初期設定のままであれば、テザリング中に接続がないと自動でオフの設定になっていないかを確認しましょう。
基本的に接続が切れてしまう設定になっている理由としては、テザリングで接続するスマホ・タブレット側のバッテリー消費を抑えるため、標準で自動的にオフになっていることが多いです。
前のパターンと違い、テザリングでネットサーフィンや動画視聴をして接続しているのにも関わらず、急に接続できなくなる場合です。
職場やカフェなど不特定多数の人がスマホやパソコンを利用している状況下だと、パソコンのBluetoothが接続先を探うとした結果、Wi-Fi接続が不安定になり電波が切れてしまうことがあります。
テザリング中電波が切れやすく、Wi-Fiテザリングを優先させたい場合はパソコンのBluetooth機能をOFFにすることをおすすめします。
Wi-Fiテザリングが不安定で接続が切れてしまう原因として、テザリング側の通信回線が不安定である可能性があります。
建物の地下であったり、電波が遮断しやすい建物でテザリングをすると、通信環境が不安定になりWi-Fiテザリングが切れやすいです。
電波状況が悪い環境では、店や職場のWi-Fiを利用するなどの対策をした方が良いでしょう。
今まで問題なくテザリングできていたのに、急に通信速度が遅くなったのであれば、テザリング側のスマホやタブレットの契約プランの問題があります。
契約しているプランの月間使用可能データ量を超過してしまった場合はもちろん、無制限プランを契約している場合もテザリングは月間使用可能データ量30GBまでの制限が課せられている場合があります。
テザリングが急に遅くなった場合は、知らない間にテザリングの速度低下になっていることが原因となる場合もあるため、契約しているプランを見直すことをおすすめします。
今までテザリングしてPCが使えていたのに、接続ができなくなってしまった場合には、PC側の問題かスマホ側の問題かの2つの問題が考えられます。
スマホもPCも大きな容量のデータを取り扱うことが増えきているため、データが溜まってしまうことによっての不具合により、テザリングができない状況になるのです。
Wi-Fiテザリング中に使わない時間があると接続が切れてしまう問題は、テザリングで接続するスマホ・タブレット側の問題であるため、iOSとAndroidに分けて解説してきます。
- テザリングの接続画面のまま常時点灯しておく
- データ量が増えても良い場合は、ラジオなどストリーミングでデータを使っておく
iPhone・iPadのiOSは、一定期間接続がないと自動的にテザリングが停止してしまう仕様となっています。Wi-Fiテザリングを続けたい場合は、上に書いてある方法を試すことをおすすめします。
「設定」→「ネットワークとインターネット」→「アクセスポイントとテザリング」→「Wi-Fiアクセスポイント」→「詳細設定」→「アクセスポイントを自動的にオフにする」
Androidの場合、設定項目の中に通信を切らさずにテザリングを続けることができるものがあります。「アクセスポイントを自動的にオフ」というものです。
しかしデメリットとしては、テザリングをオフにしないと通信し続けてしまうことです。
スマホなどテザリングをする側のバッテリー消費が激しいため、使い終わったらテザリングを忘れずにオフにしましょう。
テザリングで繋いでいる端末の通信が切れてしまうときに試してほしい4つのポイントについて紹介します。
Wi-Fiテザリング時に接続が切れやすいときは、Bluetooth接続をオフにしてみましょう。
カフェなど混雑している環境でテザリングをしている時は、周囲のさまざまな電波を絶えず探そうとしているため、パソコン側もうまく電波が拾えなくなっている状況が考えられます。
Bluetoothを使った周辺機器を使っていない環境であれば、Bluetooth接続を切って様子を見ましょう。
端末をリセットしても接続が不安定な状況が続く場合であれば、周辺の電波状況の確認をしてみましょう。電波状況が不安定だと、テザリング環境も不安定になります。
電波状況が不安定となりやすい状況として、病院や会社など建物の中の遮蔽物や、昼間の時間帯など混雑している環境下で通信する時です。
あまり電波が入らない時には、電波が不安定になりやすい環境から離れて通信するか、Wi-Fi環境下で作業するなどの対処が必要となります。
PCとテザリングをすると、想定していたデータ量よりも容量が増えてしまい、契約しているプランのデータ量が超過してしまうことがあります。
WindowsのPCを使っている人はテザリング中にWindows updateが行われている影響で、データ量が超過していることがあります。
「プロパティ」→「インターネットとネットワーク」→「Wi-Fi」→「既知のネットワーク管理」→使用中のアクセスポイント名の「プロパティ」→「従量制課金接続をON」
PC側はスマホの通信でWi-Fiを使っているのかの認識ができていない状況であるため、Wi-Fiに接続したら制限なくデータを使ってしまうことになります。
スマホでテザリングしているSSIDの設定で、「従量制課金接続をON」にしておくことで、データ量を多く消費する通信を抑えることが可能です。
契約しているプランのデータ量が超過して通信制限とならないために、従量課金接続を確認しておきましょう。
今までテザリングを使うことができていたのに、急にテザリングの接続がうまくいかない、切れてしまうのであれば、この方法を確認してみましょう。
接続が切れてしまう中で効果が高い方法としては、スマホやパソコンなどの機器の再起動です。テザリングで接続する側もされる側も一度再起動することをおすすめします。
理由としては、端末に溜まっている一時的なメモリーなどの容量不足により、接続時にエラーが起きる場合があります。再起動で一度リセットできるからです。
パソコン・スマホを再起動しても、テザリングで接続が切れやすいのであれば、「ソフトウェアアップテート」を確認しましょう。
ソフトウェアアップデートは、パソコンやスマホを使っている中での不具合を修正してくれるものです。その不具合の中で接続に関係するものもあります。
定期的に確認しておくとテザリング中の接続が不安定になりやすいような不具合を解消してくれることもあるため、接続ができなくなった時に試したい方法です。
ソフトウェアアップデートを試してもうまく接続できないのであれば、テザリングの方法をWi-FiテザリングからUSBテザリングへ変更してみましょう。
Wi-Fiテザリングは無線でスマホからパソコンへ繋ぐ方法であるため、有線に比べて不具合は起きやすいです。
再起動やアップデートを試してもつながりにくい場合はUSBテザリングで試してみることをおすすめします。
テザリングで通信がつながりにくいと感じるには必ず原因があります。PCとの接続がうまくいかないと感じた場合は、これらの3つのポイントを確認してみてください。
- テザリングがうまくいかない理由としては接続と通信制限が問題となる
- 接続が問題な場合は、電波状況を確認すること、再起動やアップデートを確認
- 通信制限が問題なら、パソコンの従量制課金接続の確認と契約プランを見直し