格安SIMの登場により最近では大手キャリアでもスマホを980円で使えるプランが登場しました。2022年現在では1000円を切る価格帯のプランが増えてきており、どの通信会社にするか迷うことが多いのではないでしょうか。
今回は1000円を切る価格帯のスマホプランを中心として、どんな通信会社があるのかやおすすめのプランについて紹介していきます。
もくじ
スマホの980円プランとは
スマホを980円で使えるプランは大きく分けて2種類あり、前者は大手キャリアのオンライン専用プラン、後者は大手キャリアを借りて運用している格安SIMのプランとなります。
また料金設定も各社ともに違いがあり、2022年5月現在では税込990〜1078円でのプランで価格も若干の差があります。この価格帯で使えるプランは大きく分けて2種類存在しており、違いについて紹介していきます。
- 格安SIMで5GBまで使えるプラン
- 大手キャリアでスマホ初心者向けのプラン
格安SIMの980円プランおすすめ3選
データ量もそこそこ使いながら価格も安く使いたいのであれば、格安SIMの980円プランがおすすめです。2022年でおすすめしたい980円プランを3つ紹介していきます。
- IIJmio
- JCOMモバイル
- LINEMO
IIJmio
格安SIMでは2012年からのノウハウがあるため品質も安定しているのがIIJmioのみおふぉんです。税込でも990円という価格で4GBというデータ容量を使うことができます。
回線もドコモとauどちらかを選ぶことができるため、今まで使っていたスマホの回線にあわせて選ぶことができます。
データ量もそこそこ使えて、1000円を切る価格設定であるため、メイン回線で使うことができるプランです。
JCOMモバイル
ケーブルテレビのJCOMがau系の回線を借りて運用しているのがJCOMモバイルです。プランは1GBで税込1078円であるため、スマホだけ申し込むのはお得感が薄いです。
しかしJCOMサービスを1つでも契約しているのであれば、5GBまでデータ量を増量してくれるデータ盛というサービスを受けることができます。
JCOMサービスを利用していて、スマホ代を浮かしたいのであればJCOMモバイルはおすすめです。
LINEMO
ソフトバンクのオンライン専用プランであるLINEMOは、税込990円で3GBというミニプランというものがあります。
データ量は3GBと少ないですが、IIJmioやJCOMモバイルと違ってソフトバンクの一部という扱いであるため、繋がりやすさはLINEMOの方が上となります。
LINEのトークやビデオ通話などもデータ量消費がないLINEギガフリーも使えるため、スマホのデータ量が少ない人やサブ回線におすすめです。
大手キャリアでスマホ初心者向けのプラン3選
ドコモ・au・ソフトバンクでは、3Gの電波を終了することから、ガラケーからスマホへの機種変更を促しています。そのため大手キャリアでも980円プランというものが存在します。
基本的には機種変更した1年目の金額が990円、2年目以降が2178円で使えるといったプランとなります。各社ごとにプランについて紹介していきます。
- 1GBのデータ量と5分間の無料通話が付く
- 1年間は990〜1078円、2年目以降から1628円〜2178円
- ガラケーからの乗り換えが対象
ドコモの980円プラン
ドコモではデータ量が1GBで5分間の無料通話もついてくるはじめてスマホプランというものが、1年間税込で1078円で使えるプランとなります。
1年目以降は値上がりしてしまいますが、大手キャリアでは唯一1628円で使うことができます。FOMAや他社3G回線からの乗り換えが対象であるため、ガラケーを使っていた人のスマホデビューにおすすめです。
auの980円プラン
auではスマホスタートプランフラットというプランがあり、5GBのデータ量と5分以内の国内通話無料がついて1年間990円で使うことができます。
税込で990円と1年目は安いですが、2年目以降から2178円と値上がりとデータ量が3GBへと減量してしまうため、auのスマホスタートプランはメリットが薄いです。価格や品質を重視するならドコモがおすすめです。
ソフトバンクの980円プラン
ソフトバンクではスマホデビュープランという料金プランを用意しています。税込990円で5分間の無料通話とデータ容量5GBが追加となるプランです。
1年目以降からは税込2178円になり、データ容量も3GBと下がりますが5歳から15歳までの子どもが新しくスマホを購入した場合にも使えるため、はじめてスマホを持つお子様にもおすすめです。
ドコモは5分間通話無料と月間使用可能データ量1GBであるのに対し、auとソフトバンクは5分間通話無料と月間使用可能データ量3GBで、最初の1年は2GB追加されて5GBになるなど、ドコモとの違いがあります。
その分価格としてはドコモの方が安い設定であるため、大手キャリアで安くスマホを維持するならドコモとなります。
2つの980円プランのメリットとデメリット
格安SIMと大手キャリアの980円プランについて紹介していきましたが、実際にはどの通信会社と契約するか決めてに欠けるでしょう。
契約するときに考えたい、格安SIMと大手キャリアのメリットについて紹介していきます。
格安SIMの980円プランのメリット
- 価格が安くてデータ量が多い
- 自社サービスの特典を受けることができる
格安SIMのメリットとしては1000円を切る価格でデータ量が3〜5GBもついてくるため、お得に使えることがメリットです。
またJCOMモバイルでは格安SIMサービス以外でJCOMを使っているとデータ量が増量など、自社サービスの特典なども用意されているため、価格以上にお得に使うことができます。
大手キャリアの980円プランのメリット
- 店頭でのサポートが受けられる
- 昼間や混雑しているときでも通信が安定している
- ファミリー割引などのサービスを受け続けることが可能
大手キャリアで契約をするメリットとしては、サポートと通信が安定していることにあります。スマホの購入から設定、不具合など全てショップや電話でのサポートを受けることが可能です。
スマホ初心者や面倒なことを任したい人、昼や混雑時間帯でも安定して通信することを求める人は大手キャリアが良いでしょう。
また、元々ドコモを使っている人であれば、ファミリー割引なども使うことができます。音声通話がファミリー割引を受けていると無料で使うことができるため、違う通信会社に移行してしまうと使えなくなってしまいます。
スマホを980円で使えるおすすめの通信会社のまとめ
スマホの980円プランは格安SIMの会社中心に競争が増えていくジャンルであり、今後も新しいプランなどが登場することが予想されます。2022年現在でスマホの980円プランでおすすめなプランは以下のポイントで考える必要があります。
- サポートとサービスを重視するなら大手キャリア
- 価格とデータ量を重視するなら格安SIM
大手キャリアはなんといっても店頭や電話などのサポート体制が充実されており、通信品質も高いため安心して使えるのがメリットです。しかし価格や月間使用データ量が少ないことがデメリットとなります。
格安SIMののメリットとしてはデータ量や価格が据え置きであること、独自サービスなどを使うことができるため、月間使用データ量が3GB〜5GBで月々の料金を1000円以下に抑えたい人はおすすめです。