povo2.0とahamoは大手キャリアのオンライン専用プランですが、どちらを契約すればいいのか悩む人も多いのではないでしょうか。
この記事では、povo2.0とahamoの特徴とどんな人におすすめかについて徹底比較しましたので、契約を悩まれている人はぜひ読みすすめてみてください。
もくじ
料金 | ||
通話料 | ||
データ量 | ||
オプション | ||
海外ローミング | ||
契約期間 | ||
サポート | ||
速度制限 | ||
テザリング | ||
端末購入 |
povo2.0とahamoは、大手キャリアのオンラインプランであることは共通しています。しかしプランに関する考え方が違います。
具体的には、povo2.0は基本料金が無料であることに対し、ahamoは基本料金が5分かけ放題と月間使用可能データ量が20GBで2980円のプランが基本であることに違いがあります。
次の項目では、povo2.0とahamoの特徴について紹介します。
povo2.0はベースプランが基本料金が0円で使用できます。使い方に合わせて、データ容量や通話定額など必要なオプションを追加していく方式です。
ベースプランには何もついてこないため、必要に合わせてトッピングと呼ばれるオプションを選択する必要があります。
povo2.0のベースプランから自分の使い方に合わせて追加するトッピングですが、大きく分けて2つの種類があります。
その2つである通話トッピングとデータトッピングについて紹介します。
通話トッピング | 料金 |
5分以内国内通話かけ放題 | 550円 |
通話かけ放題 | 1650円 |
通話トッピングは上記の2つです。どちらの通話トッピングも国内通話かけ放題ですが、5分か無制限かで選ぶことができます。
データトッピング | 料金 |
データ追加1GB(7日間) | 390円 |
データ追加3GB(30日間) | 990円 |
データ追加20GB(30日間) | 2700円 |
データ追加60GB(90日間) | 6490円 |
データ追加150GB(180日間) | 12980円 |
データ使い放題(24時間) |
povo2.0のデータトッピングは基本的に5つがあります。月々の使うデータに合わせてこの中からデータをトッピングするという考え方なので、必要としない時も無駄なく使うことが可能です。
このトッピングで考えるポイントは2つあります。
- 利用可能データ量
- 利用可能期間
povo2.0の利用可能データ量は、データトッピングで購入することによって高速データ通信が可能になります。povo2.0を契約しただけでは128kbpsの低速でのデータ通信となってしまいます。
自分がどのくらいデータ量を使うかを把握して、データトッピングを購入する必要があります。
データトッピングには利用期間があります。例えば1GBのデータトッピングを購入すると、7日間の利用期間が発生します。
povo2.0のデータトッピングを利用期間内に使わないと、購入したデータが消失してしまうので、必要に合わせて購入することが必要です。
ahamoの基本プランと月間使用可能データ量が100GBになるahamo大盛りオプションについて、データ量を中心に紹介します。
プラン(データ量) | 料金 |
ahamo(20GB) | 2970円 |
ahamo大盛りオプション(80GB) | 1980円 |
合計 | 4950円 |
基本的に20GB以下の小容量プランを用意をしないのがahamoの特徴です。そのため、基本プランから2970円とpovo2.0の基本プランや小容量プランを入れた金額よりも高くなります。
しかし月間使用可能データ量が20GB超えるような人はおすすめです。ahamo大盛りオプションを申し込めば、+80GBを1980円で追加できるためWi-Fiがない環境の人でもおすすめです。
ahamoのプランの考え方として、ベースプランが2980円の1つの料金プランなので、基本的にはスマホの使い方によって料金の見直しをしなくて良い点が利点です。
そのため、ahamo大盛りオプションはデータ量が増えた月だけ追加する使い方が可能なので、毎月ahamo大盛りオプションを契約する必要はありません。
povo2.0がおすすめな人を紹介します。
- スマホの通信はデータ通信しか使わない人
- 家や職場のWi-Fiがメインで、外ではあまりデータを使わない人
povo2.0はデータ通信と音声通話かけ放題を必要に応じてトッピングをするため、基本使用料が無料のベースプランには何もついてきません。
そのため音声通話は基本的にLINE通話が多いなど、スマホの使い方の大半がデータ通信を使う場合は、データトッピングを必要に応じて購入することができるpovo2.0がおすすめです。
自宅や職場のWi-Fiに繋げることが多く、外での通信をあまりしない人は、基本料金無料のpovo2.0はおすすめです。
データトッピングは必要に応じて購入すればいいので、外で通信しない場合は月額0円で持つことも可能です。
Google検索など外でちょっとした調べ物をしたいという人なら、3GBのデータトッピングで月々990円でスマホを使うことができます。
仮に3GBのデータ量が超過しても、1GB390円で追加できたり、24時間データ使い放題のトッピングも使えるため、必要性に応じて柔軟に対応できるのがpovo2.0の魅力です。
povo2.0ではなく、ahamoがおすすめな人について紹介していきます。
- 毎月のデータ量が多く、月に数回電話もする人
- 自宅にWi-Fiがなく、Wi-Fiの代わりにスマホのデータを使いたい人
1ヶ月に使用するスマホのデータ量が平均20GB程度であれば、基本料金プランに20GBの高速データ通信が組み込まれているahamoがおすすめです。
また、普段は電話を使わないが、お店の予約などで音声通話を使うときには、国内通話が5分間かけ放題も基本プランに含まれています。
月間使用可能データ20GBと国内通話5分間かけ放題を含むと、povo2.0よりahamoの方が安いです。毎月のデータ量が多く、月に数回電話する人はahamoがおすすめです。
ahamoはオンライン専用プランの中で大手プランと共有できる内容があり、その1つの内容がファミリー割引です。
ドコモからahamoへ移行しても、ファミリー割引のカウント対象となります。ファミリー割引のメリットとして、家族内の国内通話が無料になります。
※注意点として、ahamo回線からドコモ回線の発信はかけ放題になりません。ファミリー割引を組んでいるドコモ回線からahamo回線への通話が対象です。
オンライン授業や会議など、データ量を多く使うことが増え、Wi-Fiルーターを別途契約しようか悩んでいる人も、ahamoはおすすめです。
ahamoには、通常データ量20GBに加えてahamo大盛りオプションを申し込むことにより、月間使用データ量が100GBまで高速データ通信をすることが可能です。
Wi-Fiの代わりに契約することに価格面でもメリットがあります。Wi-Fiルータを契約するとスマホのの通信量も含めて5000円超えてしまいますが、ahamoの場合は4950円と安く契約することが可能です。
povo2.0と大きく違うポイントとして、契約データ量の超過後の速度制限に違いがあります。
povo2.0は契約データ量超過後は128kbpsでの速度制限がかかりますが、ahamoの場合は1Mbpsの速度制限で、ahamoの方が快適に通信できます。
1Mbpsの速度は実際にLINEの返信をしたり、YouTubeの低画質での動画再生が可能ですが、128kbpsだとLINEの返信すら時間がかかるため、速度超過後の速度も重要です。
povo2.0とahamoのプランについて比較しました。この記事内容の要約を下記にまとめました。
- povo2.0はスマホのデータ量をお得に使いたい人におすすめ
- ahamoは月々のデータ量が多く、要件のみの電話もするなど万人におすすめ
povo2.0は基本料金が無料で、自分の使い方に合わせてデータをトッピングする方式です。そのため、スマホ代を抑えながら自分の使い方に合わせて組み合わせることができます。
しかし、スマホの使い方を把握する必要があったり、使うタイミングでトッピングをする必要があるなど煩わしい部分があります。
ahamoの場合は基本料金に20GBのデータと国内通話が5分間かけ放題のプランが組み合わせており、データが足りなくなった場合は大盛りオプションを選べるなど万人におすすめのプランです。
povo2.0もahamoもオンラインで契約することができるため、この記事を読んで自分に合ったプランを契約してみましょう。
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