発達障害は個性だった?親の育て方次第で将来を変える方法!

突然ですが、発達障害って聞くとどういうイメージを持ちますか。

「不完全な子ども」、「社会的に馴染めない子ども」など、負のイメージが飛び交う事だと思います。

しかし、完璧な人間などこの世に存在しません。それぞれ得意、不得意があります。

発達障害と診断されたり、発達障害を疑う初見があったとしても社会に馴染む事はできます。発達障害だからダメなのではなく、育て方にコツが必要だったのです。

そこで今回は、発達障害についてとその子どもへの育て方について紹介していきたいと思います。

この記事を読んでわかる事

  • 発達障害ってどういう障害のことを指すのかわからない
  • 子ども自身をどう育てていいか自信がなく、悩んでいる
  • どのように育てればいいのか、具体的な方法が知りたい

 

発達障害とはどういう障害を指すの?

発達障害とは、発達障害者支援法には「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの」と定義されています。

引用:文部科学省 発達障害とは

発達障害と言っても、範囲は広く症状も子どもによって様々です。発達障害を大きく分けるとしたら、障害の種類IQによっての知的レベルの2つがあります。

この2つについて説明していきますね。

発達障害は大きく分けると4つの分類がある!?

引用:LITALICO 発達障害とは

発達障害の分類
  • 自閉症
  • アスペルガー症候群
  • 注意欠陥多動性障害
  • 学習障害

自閉症とは

自閉症とは、先天的な原因から、

  1. 対人関係の特異性
  2. コミュニケーションの質的障害
  3. イマジネーションの質的障害

という3つに特徴があらわれることから診断される障害です。

引用:東京都自閉症障害 自閉症を知る

自閉症の定義としてはこの3つが当てはまるような状態を指します。難しく書いてありますが、要するにコミュニケーションがうまく取りづらいため、困っている状態とのことです。

実際どのような症状として起こるのかというと、こだわりの強さとして現れることが多いです。自閉症の中でもレベルがあるため、どのような事に困っているのかを知る必要があります。

ツイッターの具体例で、ドアのこだわりや扉の開け閉めにこだわるという例を挙げると、自分以外の誰かがドアを閉めようとすると、その手を払って開け閉めに夢中になってしまうといった行動を選択してしまいます。

その結果として、他の子と遊ぶ事が難しくなってしまい、人とのコミュニケーションの取り方が難しくなるといった問題が出てしまうものです。

アスペルガー症候群

アスペルガー症候群は広い意味での「自閉症」に含まれるひとつのタイプで、幼児期に言語発達の遅れがなく比較的わかりにくいですが、成長とともに対人関係の不器用さがはっきりすることが特徴です。

引用:e-ヘルスネット アスペルガー症候群について

自閉症に中の一つですが、知的発達の遅れがない事が自閉症と違う点です。そのため学校の勉強などはついていけるどころか、社会的に優秀と言われるような職業の中でもアスペルガー症候群を持っている人もいるくらいです。

具体的にどういう部分が問題となるかというと、人の気持ちを汲み取るのが苦手であるといった事です。他人が何を考えているのかを、自分で察する事が難しいため、わかりやすいように言葉にして伝えないと理解できないといった所が、コミュニケーションをとる上で問題となります。

例えばですが、医者がアスペルガー症候群の気質を持っているとして、ガンが見つかった患者に説明する場面で、そのまま患者本人に事実を伝えてしまうとしたらどうでしょうか。

がんを申告するときは、家族に説明したり、本人に伝えるときには慎重になったりするものですが、他人がどのような気持ちになるのか想像する事が難しいため、コミュニケーションが取りづらい障害として実際に出てしまうものなのです。

注意欠陥多動性障害

AD/HD(注意欠如/多動性障害)は、「不注意」と「多動・衝動性」を主な特徴とする発達障害の概念のひとつです。

引用:e-ヘルスネット AD/HD(注意欠陥/多動性障害)の診断と治療

注意欠陥多動性障害とは、不注意や多動・衝動性を問題とする障害です。誰しもミスをする事はあると思いますが、そのミスが多いといった事が問題なのです。

具体的にはじっとしていられない、いろんな物・事柄に興味、関心の移り変わりが激しい事にあります。新しい事が好きなど、いろんな物事に興味を持てるというメリットもありますが、子どもの頃は興味の移り変わりが激しく、落ち着かないといった部分のデメリットを感じる事が多いです。

例えば、勉強しても集中できず、小学校の45分間の授業で集中する事ができず、席から離れてしまったり、なかなか身にならなくて困ってしまうといった事が挙げられます。

学習障害

学習障害とは、知的な遅れや視聴覚の障害がなく、教育環境も整っておりまた本人の努力にも問題がないにもかかわらず、「読み書き」や「計算」など特定の領域で学習の遅れがみられる状態を指します。

引用:NCNP病院 国立精神・神経医療研究センター 学習障害

学習障害も、知的の遅れはないとされている障害ですが、読んだり、書いたりなど、具体的な分野でできないとされる障害です。

学習障害の分類
  • 聞く
  • 話す
  • 読む
  • 書く
  • 計算する
  • 推論する

このツイッターの人のように、文字の概念が理解する事ができないため、特的の部分で苦手さを発揮する障害です。

トムクルーズなど、有名な米俳優もこの学習障害があると言われています。もちろん、文字の概念を理解したりする勉強法も大切ですが、スマートフォンなどの情報端末が普及してきているため、このようなものを使って苦手な部分を代償したりする方法があります。

 

ところで、知的発達の遅れってなに?

障害の分類の所で出てきた知的発達の遅れですが、具体的にはどういうものを指すのでしょうか。

引用:スタジオそら 知的障害とは?

知的障害は精神遅滞とも表される、知的発達の障害です。知的機能や適応機能に基づいて判断され、知能指数により分類されます。

引用:e-ヘルスネット 知的障害

知的障害とは、知能検査で測るもので、その結果が知能指数(IQ)70以下を低下と判断するものです。

具体的に起こる症状としては、言葉がなかなか覚えられずにコミュニケーションが進まなかったり、重度な場合はトイレや食事など、生活上で介助が必要になる場合があります。

知的に遅れがある場合と、ない場合で子どもの対応も変えていく必要があります。

 

具体的にどうすればいいの?

発達障害の分類や苦手とする事はわかったとしても、どのように対応していけばいいのでしょうか。実際親御さんの中でも、どういうものかは知っていても、対応方法がわからないといった人は多いのではないのでしょうか。

まずは子どもが何に躓いているかを知ろう

いきなりですが、子どもも一生懸命に頑張っています。親が困っている事は同時に子どもも悩み、考えているという事です。まずは最初に子どもが頑張っている事を理解する事からはじめましょう。

子どもを理解しようとする姿勢から始めると、今まで悩んでいたり考えていて行き場のない気持ちから楽になるかもしれません。

そして子どもがどういう部分でつまづいているのかを見つけてあげる事が大切です。子どもが何につまづき、どういう部分を伸ばす事で発達を促せるのかは、子どもの近くにいる親の役目です。一番の協力者はあなたなのです。

どのような環境であればいいのかを考える

つまづいている所がわかれば、あと考えるべきはどのような場所が良いのかを考える必要があります。

例えば、注意欠陥多動性障害を持っている子が、いろんな所に興味・関心が写り変わってしまう事につまづいているとします。

興味・関心が写り変わりやすい原因として、40名くらいのクラスの授業であり、授業で重要な部分を聞き逃してしまい、授業についていけず、近くの友達にちょっかいを出してしまう事を選択してしまい、学習が進めず、悪循環となってしまいます。

クラスの授業でも先生や友達が個別に声をかけて学習をわかりやすくする工夫でついていけるのか、それとも集団での勉強ではなく、個別学習が必要となるのかを考える必要があります。

 

友達とのコミュニケーションの取り方が問題あるんだけど、そういう場合はどうすればいいの?

発達障害の中で、どのような障害の分類だとしてもコミュニケーションで悩むケースは多いと思います。

コミュニケーションは机の上で勉強するものではなく、具体的な場面を通して学習していくものです。ただ、コミュニケーションに障害があると、実践の場も少なくなるのが実情です。

しかし、コミュニケーションを学ぶ方法があります。それが、ソーシャルスキル・トレーニングです。

ソーシャルスキルとは、社会(ソーシャル)の中で暮らしていくためのスキルのことをいいます。SST(ソーシャルスキル・トレーニング)では、社会で人と関わるときに生じる挨拶、人に何かをお願いしたり断ったりするなどのコミュニケーションはもちろんのこと、毎日歯を磨く、決まった時間に薬を飲むなどの日常生活を営む上での生活スキルもテーマとして扱うことがあります。

引用:LITALICO SST(ソーシャルスキル・トレーニングとは?)

実際に生活上で使うけど、対応に困りそうな場面を題材にして、どう行動するかをみんなで話しあったり、対応方法を検討するようなトレーニングです。

SST(ソーシャルスキル・トレーニング)は、発達障害を持っている当事者同士で行う場合が多いです。

どこで受けられるの?

SSTは病院や療育センターで専門家から受ける事もできます。しかし現状は発達支援センターに相談に行っていた職員が、適切な場所につないでくれたりなど、繋がりがない受けにくいです。

幼少期からコミュニケーションの苦手さを見つけることが出来たならば、発達障害に特化している個別塾などを検討しましょう。

すてっぷ

引用:すてっぷ

特別支援学校など、発達障害に関して指導した事のある講師が、実際に問題となりそうな部分を指導したり、家庭での過ごし方をアドバイスしてくれるため、安心感が高いのがメリットです。

東京に1ヶ所、大阪に2ヶ所、奈良に2ヶ所など、場所が少なかったり、週1回でも月謝が27000円など、料金も高いのがネックですが、子どもに合わせた指導がもらえるため、問題点を知るためだけでも価値の高いものだと思います。

講習会なども開催されているため、自分が住んでいる近くに塾がなくても、自宅で行えるSSTのコツを知ることもできるため、参加してみるのもおすすめです。

LITALICO ジュニア

引用:LITALICO ジュニア

LITALICOでは、専門性の高い講師陣はもちろん、大学教授の監修による教材など、質の高い教育を受ける事ができます。

また、0〜6歳の幼児から学ぶことができるため、発達のつまづいた段階から早期にフォローできたり、「障害児通所支援」という福祉サービスを受けながら通うこともできるため、おすすめです。

 

まとめ

  • 発達障害には4つの分類があり、それぞれの〝個性〟を知ることが大切
  • 子どものつまづきに気づくことで、子どもの将来を広げることができる
  • 子どもに合わせた環境を見つけ、発達を促していく必要がある

発達障害とは「個性」です。人間は誰しも得意・不得意はあります。発達障害を持っている子も、苦手なことが少し多いだけなのです。

子どもの個性として尊重できれば、ある特定の分野で活躍できる能力を発揮できるかもしれません。そのためには、子どもが小さいうちから何につまづいているのかを見つけてあげることが必要となります。

親が悩んでいる姿は、子どもにも伝わるものです。きっと子どもも同じように苦しんだり、悩んだりしていると思います。

こどもが能力を発揮できるように、環境を整えてあげるだけでも、いい方向に発達を促すことが可能です。この記事が子育ての参考になると嬉しいです。

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